
具体的な建築 観察から得る設計の手がかり
そこらへんから得る、つくるための発見
建材としての植物、地形と既製品ブロックの折り合い、カウンター足元に設置されたビールケース、風に耐えるための小屋のかたち。そこら辺にある小屋・蔵・構築物などを観察すると、そこにはつくるためのヒントが溢れていた。素材、機能、地形、技術、気候風土という5つを切り口に、観察を通して具体的に建築を考える。
■目次
1章 素材
・その場で手に入るものを使う
・材の特性に従う
・材の特性を活かす
2章 機能
・付け足して補う
・形態に直結する
3章 地形
・地形に沿わせる
・平場をつくる
・衝突を形態化する
4章 技術
・縛る
・積む
・張る
・塗る
・敷く
・留める
5章 気候風土
・外的要因への応答
・内部環境を調整する
著者:伊藤暁
出版社:学芸出版社
サイズ:四六
ページ数:208
発行年:2023.12