
地域創生は文化の現場から始まる
施設から地域に広がった文化の現場を歩く
「文化の現場」は従来の文化施設だけでなく、観光・産業振興、地域活性化・まちづくりなど地域のあらゆる分野に広がり、地方自治体における文化政策をめぐる状況は激変している。全国の現場を歩いてきた著者が、歴史・環境・食文化などの視点から、人材や官民協働のあり方に焦点を当て、よりすぐりの35事例を紹介。
■目次
はじめに
第1章 地域は文化の現場から元気になる
第2章 産業・食・建築・風景×観光 身近な地域の資源で交流を生み出す
第3章 芸術家・歴史資産・劇場×まちなか 芸術文化と市街地活性化をつなげる
第4章 国際交流・図書館・農・芸能×産業振興 地域の文化から仕事をつくる
第5章 自然・空き家×移住 既に地域にあるものが創造人材を呼ぶ
第6章 歴史・建築・施設×シビックプライド まちの個性を市民の誇りに育てる
第7章 演劇・環境×教育 文化と学びでまちの未来をつくる
第8章 演劇・映画×共生社会 文化・芸術の分野から誰もが参画できる社会をつくる
第9章 文化ホール・芸能拠点×まちづくり 地域に開く新しい文化施設のかたち
第10章 文化の現場から地域の未来が見えてくる
おわりに
著者:松本茂章
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:256
発行年:2024.02