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<迂回する経済>の都市論

セール価格 2,640円(税込)
企業が利益直結型の開発を追求する一方で、私たちは余白的共用空間に日常の豊かさを求める。経済と公共のジレンマに揺れる都市に、儲けに価値をおかない空間やサービスが最終的に利益をもたらすという逆説的思考=迂回する経済を実装しよう。再開発地、盛り場、郊外住宅地、学生街のフィールドサーベイから切りひらく新境地。 ■目次 序章<直進する経済>から<迂回する経済>へ I<第四の場所>のフィールド・サーベイ 1章 郊外住宅地の路上観察から 2章 人の流れの引き潮と反転する盛り場 3章 <第四の場所>の発見 4章 早稲田の学生街で探るパブリックライフの尺度 5章 動詞形として「場所」を捉える―「場所」から<場所する>へ II <迂回する経済>の構想 6章 パブリックライフの死と生 7章 <直進する経済>と<迂回する経済> 8章 即自性/コンサマトリー 9章 再帰性/リフレキシビティ 10章 共立性/コンヴィヴィアリティ III<迂回する経済>の実践 11章<迂回する経済>の実践の萌芽を辿る 12章 下北線路街 13章 早稲田大学キャンパスの反転 14章 東京の食の経験の地図 15章 私たちの「都市」が向かう先 終章 ひとまずの結びに

著者:吉江俊

出版社:学芸出版社

サイズ:四六

ページ数:288

発行年:2024.09