
事例でみる 住み続けるための減災の実践
自然災害を乗り越え、この地域に住み続けるための全国各地の実践集。風土に寄り添い培われた伝統の知恵から近年の大規模災害での対応、住民同士のコミュニケーションを含む未来への備えに至るまでハードとソフト両方の事例を多数紹介。人口減少や気候変動でさらに高まる災害リスクに立ち向かうまちづくり関係者必読の1冊。
■目次
序章 日本の多様な自然環境と災害の関係性
1章 各地で培われた日常的な災害への備え
1-1 かわす
1-2 やわらげる
1-3 しのぐ
2章 大規模な災害復興で見られたしなやかな対応
2-1 地域力が活かされた応急対応・滞在避難
2-2 復旧と復興に向けたビジョンをつくる
2-3 平時のまちづくりに取り込む
3章 将来に向けた持続的な減災の取り組み
3-1 事前に復興の手立てを考える
3-2 地域全体で教訓を継承する
3-3 次世代の担い手を育てる
終章 減災の社会実装に向けて
著者:鈴木孝男、菊池義浩、友渕貴之、後藤隆太郎 ほか
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:204
発行年:2024.09