
15分都市の実践 世界に学ぶ地球規模の課題解決
先駆例を提唱者が解説した好著、待望の邦訳。
徒歩・自転車・公共交通により15分でアクセスできる範囲に生活機能を集める「15分都市」構想。孤立から気候変動まで地球規模の課題に挑むアイデアを先駆けて実践する、パリ、ミラノ、ポートランド、メルボルン、釜山などの都市政策について、提唱者自らが解説した『The 15-Minute City』待望の邦訳。
■目次
・序文 ヤン・ゲール
・日本語版によせて
・はじめに
・1 章 私たちは、今、ここで変わらなければならない
・2 章 分断された都市を旅する
・3 章 都市時間の歴史
・4 章 時間の地理学
・5 章 将来を再興するために過去を探索する
・6 章 都市の「かたち」「リズム」そして「時間」
・7 章 都市の変化、その50年を読み解く
・8 章 15分都市の創成期
・9 章 15分都市:近接革命
・10 章 ポルト・ド・パリ計画と15分都市の出現
・11 章 パリと15分圏都市のグローバル展開
・12 章 ミラノ:近接して暮らす
・13 章 ポートランドの持続可能性への道
・14 章 クリーブランドと自動車産業
・15 章 ブエノスアイレスの未来:近接性と持続可能性
・16 章 スース:都市圏レベルで近接性を実現する
・17 章 メルボルン:20 分都市のパイオニア
・18 章 釜山:豊かな近接性に向かうテクノロジー・スマートシティ
・19 章 小さな町も触発されている
・20 章 スコットランド/イル=ド=フランス:明日の 20分圏都市
・21 章 デジタルテクノロジーと人々の受け止め方
・おわりに 明日の都市を慈しむ:豊かな近接性が要になる
・あとがき 都市と私たちの未来をもたらすものとは? マーサ・ソーン
・訳者あとがき 15 分都市の体験から考える 矢作弘
・訳者あとがき 血の通った温かい15分都市のために 大谷悠
索引
著者:カルロス・モレノ 他、著矢作弘、大谷悠
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:264
発行年:2025.06