都市田園計画の展望 「間にある都市」の思想
コンパクトシティのかけ声が盛んだが、その効果は期待されるほど大きくはない。今すでに大半の人々が無秩序に広がった都市と田園の「間にある都市」に住んでいる。本書はこの新しい生活圏を正面から読み解き、そこに住む人びとに誇りとアイデンティティを与える都市計画・都市デザインの新しい使命と計画像を提起している。
■目次
・まえがき
・第1章 人類の大半が暮らす生活空間~特徴がなく名前の付けようもない空間
・第2章 「間にある都市」とは
・第3章 日常生活空間の構成
・第4章 デザインの焦点となる「間にある都市」
・第5章 新しい形の広域計画の展望
・注
・第2の近代における都市-第2版へのあとがき
・都市開発における「不確定性-決まらないこと」との付き合い方-第3版へのあとがき
・監訳者あとがき
著者:トマス・シーバーツ、簑原敬監
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:222
発行年:2006.04
