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都市科学叢書 1 自治と参加・協働 ローカル・ガバナンスの再構築

セール価格 3,300円(税込)

本格的な地方分権改革が始動して10年、現場ではさまざまな取組みが実践されてきたが、今も課題は少なくない。基礎自治体と住民自治のあるべき姿、それを実現するための行政の制度・仕組み・権限、そして参加や協働のあり方について、その問題と解決の方途を、政治・社会学の理論、地域づくりとまちづくりの実践から示した。

■目次

序 基礎自治体の新しい地平

参画と協働によるローカル・ガバナンスの刷新と自治体再構築 羽貝正美

第1部 自治と参加・協働の理論

・1章 コミュニティからパートナーシップへ

地方分権改革とコミュニティ政策の転換 玉野和志

・2章 近隣政府・自治体内分権と住民自治

身近な自治を実現するための考え方と仕組み 名和田是彦

・3章 自治体財政からみた住民参画型社会の必然性

財政危機と新しい社会統治システムの模索 斎藤忠雄

・4章 自立型マンション管理組合と新しい自治組織の可能性

自立型組織の形成とその意義 西田奈保子

第2部 自治と参加・協働の現場

・5章 NPO活動の展開と行政の変容

参画・協働を支える行政のあり方とは 前田成東

・6章 都市計画における自治と審議会

都市計画審議会は自治の機能を果たしうるか 加藤仁美

・7章 大規模開発と協議・調整型まちづくり条例

基礎自治体の能力が問われている 高見沢邦郎・饗庭伸・小笠原拓士

・8章 大都市郊外地域のまちづくり活動と街づくり条例

条例策定過程からみた住民自治の仕組みとしての可能性 中林一樹

・結 住民参加型自治への展望 羽貝正美

著者:羽貝正美

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:270

発行年:2007.08