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コンパクトシティの計画とデザイン

セール価格 3,850円(税込)

中心市街地活性化や公共投資の抑制のために、コンパクトシティの実現に益々期待が高まっている。本書はその基本原則・政策・計画・デザイン・評価について、海外の最新動向から幅広い事例と教訓を整理し、日本の課題に即して考察した。総合的かつ実践的な解説書として、「量から質」に転換する成熟型都市への道筋を示した。

■目次

・はじめに

・序章 まちづくり三法改正とコンパクトシティ

コンパクトシティ政策の登場/中心市街地活性化の従来施策の限界/三法改正とコンパクトシティの受け入れ

・I部 コンパクトシティの都市像とデザイン

・1章 コンパクトシティの都市空間論

スプロールする現代都市/都市空間のコンパクトさの価値/コンパクトシティ論争

・2章 コンパクトシティのデザイン

・都市空間構成のデザイン原理

/コンパクトシティの都市像/コンパクトシティを実現するアーバンデザイン/コンパクトシティの空間構成とアーバンデザイン

・II部 欧米の持続可能な都市づくり

・3章 都市・地域を計画する文化

都市が成り立っているルール/計画プロセスへの市民参加/持続可能な計画システムへの改革

・4章 欧州の持続可能な都市づくり

都市をコンパクトにする英国の手法/英国流都市再生/欧州における持続可能な都市圏計画/自動車依存の少ない住宅地開発

・5章 コンパクトシティのアメリカモデル

スマートグロース政策/セントラルテキサスのスマートグロース

・第III部 日本型コンパクトシティへ

・6章 まちぐらしの意味と価値

都市空間の形態とくらし/まちなか居住の時代へ/中心市街地の計画とデザイン

7章 コンパクトなまちづくりへ

都市再生と計画システム/コンパクトシティへの計画と施策/コンパクトシティの都市像

・終章 成熟社会にふさわしい都市空間を

・おわりに

著者:海道清信

出版社:学芸出版社

サイズ:A5

ページ数:320

発行年:2007.12