
最新 伝統木造建物の耐震入門 耐震診断・補強のポイント
伝統構法による建物は、地震動の種類に応じて、効果の期待できる耐震補強がある。一方で、誤った構造特性の理解、思い込みによる部分最適化の耐震改修は、逆に災害時に被害を大きくすることになりかねない。適切な方法を選択することによって、伝統構法のもつ「ねばり強さ」による耐震性能を、きちんと引き出すことができる。
■目次
・はじめに
・口絵
・まえがき
・伝統構法と安全性の基本
・地震・地震動と伝統構法の被害
・地面と建物の揺れ方を知る
・伝統構法の壊れ方
・耐震診断の考え方と耐震補強のポイント
・知っておきたい安全性の調べ方・考え方
・理論とデータで学ぶ伝統木造の安全性
・参考文献
・あとがき
著者:林康裕
出版社:学芸出版社
サイズ:A5
ページ数:200
発行年:2025.07