ホーム LRTと持続可能なまちづくり 都市アメニティの向上と環境負荷の低減をめざして

LRTと持続可能なまちづくり 都市アメニティの向上と環境負荷の低減をめざして

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なぜ今LRTなのか? 低炭素社会の実現に向け、公共交通重視へと転換する切り札となるのがLRTだ。その機能・特性、普及状況、導入に向けた交通戦略、道路空間の課題、事業化と合意形成の手法などを解説。さらに都市アメニティへの効果、二酸化炭素削減への貢献など、具体的な事例や数値をあげ、わかりやすく徹底検証した。

■目次

・序章 なぜ、今、LRTなのか

・1章 クルマ社会からの脱却と公共交通の再生

・2章 LRTの特徴

路面電車からLRT/LRTの導入・普及状況/LRTとバスの役割分担/LRTと道路渋滞

・3章 LRTと交通戦略

LRTを核としたパッケージ・アプローチ/公共交通機関の利用促進/自動車利用の抑制/シームレスな運賃制度の導入/LRTの走行空間の確保/LRTと道路空間の再配分

・4章 LRTの事業化と合意形成

LRTの整備・運営主体と財源/LRT導入のための支援制度/社会的合意の進め方とLRT整備/市民参加による合意形成

・5章 LRTと都市アメニティ

都市アメニティ/魅力ある都市空間の創出/バリアフリーの実現/安全で安心な都市空間の実現

・6章 持続可能な都市とLRT

地球環境問題と自動車交通/持続可能な都市とコンパクトなまちづくり/コンパクト化のための仕組み/中心市街地の活性化への貢献

・7章 LRTの整備と導入に向けた取り組み事例

ストラスブール──LRTによる都心の交通環境の再生/フライブルク──環境首都における交通政策/ポートランド──コンパクトなまちづくりを支える公共交通/富山市──わが国で最初の本格的なLRTの導入/堺市──動き出したLRT導入の取り組みと課題

・8章 LRTを活かしたまちづくりへの提言

著者:青山吉隆、小谷通泰

出版社:学芸出版社

サイズ:B5変

ページ数:223

発行年:2008.03