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ゴシック芸術に学ぶ現代の生きかた

セール価格 1,320円(税込)

ペヴスナーとピュージンの共通視点に立って

サゾル大聖堂の葉飾りに何を見るか。

20世紀を代表する美術史家ニコラウス・ペヴスナーと、ゴシック・リヴァイヴァルを主導した19世紀の建築家A. W. N.ピュージン。中世ゴシック芸術の名もなき職人たちの謙遜を称揚する2人の言葉から、神律的社会から乖離した現代における生のあるべき姿を考える。現世的欲求にとらわれない、真に価値ある生きかたとは?

■目次

・I ゴシックからゴシック・リヴァイヴァルへ

・II ニコラウス・ペヴスナーと表現主義絵画における中世主義の精神

・III 利潤・営利の追求と芸術の堕落

・IV ニコラウス・ペヴスナーが見た中世ゴシック芸術の真髄

・V 19世紀イギリスにおけるゴシックの意味

・VI 「正しいキリスト者の生きかた」の表象としてのゴシック

・VII ゴシック芸術に学ぶ現代的意義

著者:近藤存志

出版社:教文館

サイズ:A5

ページ数:150

発行年:2021.06