ものをつくり、まちをつくる GS群団メーカー・職人共闘編
本書は、製作者と設計者がペアを組んで、どのような考えのもとにデザインし、製作し、それを製品として世に送りだしたのか、いかにコラボレートして、いかに良いものをつくり出すか、その勘所、手の内を明かした書である。ここに登場するコラボレーションによる「ものづくり」は「もの」の段階に留まらず、すべてが「ものづくり」を通して「まちづくり」に届こうとする意志を持つ。川や街路や公園における本来の「ものづくり」を語るものである。
■目次
・第1回 世界に誇れる製品
I 「浦安 境川」のデザイン──舗装とレンガ護岸に見る素材表現
II 浦安 境川フェンスのデザインから標準品まで
III コンクリートポールのデザイン化と都市景観
・第2回 橋をつくる
講演I-1 鮎の瀬大橋
講演I-2 鮎の瀬大橋
講演II-1 朧大橋
講演II-2 朧大橋
パネルディスカッション 地域のための橋づくり
・第3回 生き残るためのものづくり
講演I 長崎・万橋
講演II 桑名城外堀線
講演III 住吉入江
・第4回 環長崎港のデザインシステム
講演I 水辺の森公園ランドスケープデザイン
講演II 長崎水辺の森公園橋梁群
パネルディスカッション 専門家の想い、市民の憶い
・第5回 材料がつくる美しいまち
講演I 石川県加賀市片山津
講演II 益田市 島根県立芸術文化センター
講演III 日向市 木のまちづくり
著者:篠原修
出版社:技報堂出版
サイズ:B6
ページ数:336
発行年:2007.01
