コンクリート構造物の力学 解析から維持管理まで
コンクリート構造物の中でも、主として用いられている鉄筋コンクリートに重点を置き、構造物の安全性、使用性および耐久性に関し力学的観点からまとめた書。コンクリート構造物の構造解析や設計計算と構造物の補修・補強を含めた維持管理にかかわる変形やひび割れの相互関係が一冊の本によりわかるようつとめている。大学における鉄筋コンクリート工学および維持管理工学の講義に最適。
■目次
・第1編 コンクリート構造物の力学基礎
第1章 鉄筋コンクリートの力学を学ぶために/第2章 設計法/第3章 曲げを受ける鉄筋コンクリート部材/第4章 曲げと軸力を受ける鉄筋コンクリート部材/第5章 せん断力を受ける鉄筋コンクリート部材
・第2編 コンクリート構造物の変形とひび割れ
1 概説/2 要求性能と維持管理/3 構造物で発生する変状/4 劣化のメカニズム/5 発生しやすい変状/6 ひび割れの発生原因/7 ひび割れと応力/8 ひび割れと変形/9 施工とひび割れ/10 劣化とひび割れ/11 疲労とひび割れ/12 許容ひび割れ幅
著者:川上洵、小野定、岩城一郎
出版社:技報堂出版
サイズ:A5
ページ数:181
発行年:2008.04
