循環型の建築構造 凌震構造のすすめ 持続都市建築システム学シリーズ
サステナブルな建築の実現を目指す「循環型の建築構造」について、研究の現状を紹介し、その効果や今後の課題などを述べた書。「循環」の形態としては、とくに「リユース」を意識し、建築材料のリユースを可能にするための構造システムはどのようなものであればよいか、また、その構造システムを採用することは、構造的にはハンディにしかならないのか、有利にはたらく点はないか、ということを中心に考察している。
■目次
・第1章 今なぜ循環型か
・第2章 環境負荷低減に有効な循環の形態
・第3章 建設環境における解体を考慮した設計
・第4章 循環型構造のための応力伝達システム
・第5章 循環型の建築構造システム
・第6章 循環型建築構造の効果と課題
著者:山口謙太郎、川瀬博、Bradley Guy
出版社:技報堂出版
サイズ:A5
ページ数:157
発行年:2008.03
