建物の床衝撃音防止設計
本書は、基本的にコンクリート系共同住宅を対象としたものであり、建築設計者が建築の設計時点において床衝撃音遮断性能の予測に利用可能なものであること、施工技術者が建築現場において利用可能なものであることなどを目的としている。床衝撃音レベル予測計算方法として最近の大型スラブへの適用性を考慮した「インピーダンス2009」の提案するなど、全体的に実現場への適用精度の向上を考えた、実測値に基づく補正値や平易な計算体系を導入。また、実現場で測定された床衝撃音データを基に設計資料も整えられている。
■目次
1.本書の刊行経緯と目的
2.床衝撃音防止設計
3.重量床衝撃音の実用的計算法
4.軽量床衝撃音の実用的計算法
5.床衝撃音レベル低減量
6.その他の要因
7.現場実測データによる床衝撃音遮断性能の実際
8.床衝撃音遮断性能の測定方法および評価方法「参考資料」
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:120
発行年:2009.11
