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地震と住まい 木造住宅の災害予防

セール価格 1,760円(税込)

木造住宅に住み、生活の質を高めながら安全性を確保するにはどうすればよいか?阪神・淡路大震災以降、木造住宅密集地の地震災害の危険性が叫ばれている。過去の地震災害の状況や対策を基に、その減災・防災を考えながら、構造設計や耐震補強、近隣社会との共助や自治体等との連携、関連法令など、住まいの具体的な補修・改修の要点と災害予防の方法をまとめた。

■目次

・第1章 地震の被害と地震への備え

 地震被害を考える/地震災害の被害/予想される地震と被害予測

 木造住宅は地震に弱いのか?/地震に強い住宅を見分けるために

 木造住宅の耐震診断・耐震補強を進めよう

・第2章 木造受託の耐震性

 木造住宅の仕組みと耐震性/木造住宅の構造規定/木造住宅の耐震設計

 木造住宅の耐震改修/木造建築を設計する立場からの強い提言

・第3章 家具や設備の被害と対策

 家具による被害と地震対策/ライフライン設備の被害と対策

・第4章 防火と避難

 防火/避難

・第5章 地震被害と地域社会

 木造住宅密集地域と地域社会/災害発生時と地域社会

 災害時に果たす地域社会の役割/災害に強い地域社会をつくる

・第6章 防災活動と耐震対策

 自分の住んでいる地域を知る/安全性を考える/建物とその周辺でできること

 震災復興による地域の再生

第7章 土地建物の権利と責任

 土地と建物の権利を守る/保険とローン

・第8章 木造住宅密集地の改善例(東京都墨田区の改善提案シミュレーション事例から)

 木造密集住宅地の居住環境と防災安全性/小さなエリアでシミュレーションを行う

 木造住宅密集地域の改善に向けて

著者:日本建築家協会災害対策委員会

出版社:技報堂

サイズ:B6

ページ数:140

発行年:2010.02