
建築生産と法制度 建築主、設計・監理者、施工者のためのQ&A
日本建築学会建築法制委員会に設けられた「建築生産関係者と法規範を巡る論点に関する基礎的研究小委員会」での成果をまとめた書。建築生産に関する現行法制度の基本的考え方を整理するとともに、現行法制度が実態上建築生産関係者間の関係をさまざまに規定し調整している点に着目し、判例や行政府による解釈文書等を基に、現行法制度の法解釈の到達点について調査し、明らかになっている点、いまだに明らかになっていない点について整理することにより、建築生産における各種行為とその関係者に対して法的規制や法的保護などが作用する実態を明らかにすることを試みた。
■目次
・第一章 建築物と民法や行政法(法規制)に関する原則
・第二章 建築の発注・設計・監理・確認・検査をめぐる原則
・第三章 建築設計や施工の実務と契約・法適用をめぐる論点
・第四章 建築生産における各関係者の責任分担
・第五章 建築物の維持管理における論点
・こぼれ話
著者:日本建築学会
出版社:技報堂出版
サイズ:A5
ページ数:160
発行年:2018.08