地盤と建築構造のはなし
家を建てることは一世一代の大仕事だが、不同沈下や崖崩れ等の地盤・基礎がらみのトラブルが起こると、補修に多くの費用と長い時間がかかり大変なことになる。本書では、そのようなトラブルを未然に防いだり、また合理的な補修方法を知るために、地盤と基礎についての基礎知識とポイントを、様々な事例をあげながらわかりやすく解説する。大きな社会問題となった建築構造に関しても、種類と設計法の基本的な考え方について解説する。多くの図や身近な話題を盛り込んだコラムが理解を助けるだろう。
■目次
・まえがき
・第1話 土のいろいろ
・第2話 地層のいろいろ
・第3話 建築基礎のいろいろ
・第4話 地盤がらみのトラブル
・第5話 地盤調査
・第6話 粘土地盤の特徴と対応
・第7話 砂地盤の液状化
・第8話 建築の構造設計
・第9話 建物の震害対策
・第10話 建築基礎の支持力
・第11話 地下室
・第12話 傾斜地の宅地と擁壁
・第13話 地盤震害から学ぶ 新潟地震と阪神大震災の教訓
・あとがき/著者紹介/主な参考書
著者:吉見吉昭
出版社:技報堂出版
サイズ:B6
ページ数:158
発行年:2006.05
