デザイン言語 2.0 インタラクションの思考法
「デザイン言語」の第2弾。前作に比べより実作(デザインプロセス)に重きを置いた構成で、優れたデザインが創造される現場の思考法がわかる。身体性と知覚のデザインとして、システム論的な視点から内的環境である身体の考察と外的環境としての知覚について取り上げ、テクノロジーと感覚の新しい関係性に着目する。メディアのデザインとして、小型化したコンピュータが埋め込まれたメディア化した人工物のデザインを取り上げる。
空間のデザインとして、人とメディアを取り巻く環境、さらにはユビキタス環境そのものをデザイン対象として取り上げる。
■目次
・序
デザイン思考とデザイン戦略 奥出直人
デザイン言語のアップグレード 脇田玲
・I 身体性と知覚のデザイン
柳原一成 日本料理をデザインする
山中俊治 ロボットのデザイン+技術における身体性
原研哉 HAPTIC
小林正弘 形成外科のデザイン
・II メディアのデザイン
水口哲也 快感のデザイン
永原康史 インタラクションをどのようにデザインするか
了戒公子 Designing Tools/ Interface for Creative Learning
・III 空間のデザイン
清水秀彦 フットボールデザイン
中西泰人 リアル・デジタル・マテリアル
アストリッド・クライン We Love What We Do
松本文夫 スペース+アーキテクチャ
田中浩也 アーバンフィルタリング・アーバンチューニング
・編者あとがき
・参考・推薦図書
・索引
著者:脇田玲、奥出直人
出版社:慶應義塾大学出版会
サイズ:A5
ページ数:357
発行年:2006.06
