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好きなことはやらずにはいられない 吉阪隆正との対話

セール価格 1,650円(税込)

「吉阪隆正集」に収められた言葉とダイアグラム、スケッチ、建築の形姿が凝縮された書。

■目次

・始祖鳥 蘇る 樋口裕康

I. 私はどこにいるのか

・01 私

 私はどこにいるのか。この疑問こそすべての出発点だ

 旅行のすすめ/本気のあそび/好きなことはやらずにはいられない

 オペラ歌手/いつまでも素人であれ/まだ半分あるぞ

・02 出発点

 出発点/生身で世界を見直せ/山の無言の教え 山に戻る

 漁民はなぜ海を向いて生きるのか/感性と理性

 時間と空間/村は大きな家族、家族は小さな村

 故郷とは場所の記憶

II.創造の端雄は発見にあり

・03 旅

 アルキテクト(歩きテクト)/地図を描く/地球のサイコロ

 魚眼マップ/発見的方法/つくらないことこそ創造である

 方言地名の発掘/潜在資源の発掘/村の自立へ

 宇為火タチノオハナシ/創造の瑞緒は発見にある

・04 場所

 住居とは何だろう/バラック/私たちは生き続けようとしている

 我が身の延長/ウォー/美しいということは、わかりやすいということです

 生活/見通しの効く世界/葉っぱは傘になり

III.ことばの中で育ち形の中に住みつく

・05 形姿

 ものをつくるとはそのものに生命を移すことだ/これはいけそうだ

 不思議な扉/楔/感動/衝動/造形は通じる

 スケールのないところにスケールを与える/平面は全体の決意である

 階段は意思、廊下・斜路は情緒、橋は夢・・/FとJ/原寸図でさわる

・06 希望

 焼け跡の記憶/大地は万人のものだ/ある住居/人工土地

 東京計画/仙台計画/やはり愛です/落書きの塔

 水取山/有形学を考えた動機は人類が平和に暮らせるようにとの願いだ

 情無用なのだ/平和

IV. DISCONT: 不連続統一体

・07 曖昧

 不連続統一体/集めること弘めること/キレギレの時間とバラバラな時間

 硬い殻 軟らかい殻/「もぐる」か「ひっぱる」か/加え算と引き算

 男と女/1+1=1/もう一つの別の

・08 矛盾

 どんでんがえし/海洋世界地図/逆格差論

 建物がひとつもないから最高点をつけた/「建築家」はいらない

 矛盾する原理を意に介さない/昼と夜、生と死は人間と時の基本的関係である

・09 回帰

 なにがなんだかわからないのよ/かんそうなめくじ/五本の「や」

 太陽と月/メビウスの輪/生命の曼荼羅

著者:アルキテクト

出版社:建築技術

サイズ:新書

ページ数:256

発行年:2015.09