「あたり前の家」がなぜつくれないのか? 石油化学建材に頼らない、長く使える家
いままでのように普通に取り組むだけでは「あたり前の家」は手に入らない可能性が高い。なぜなら今の家づくりは、石油化学建材にまみれているから。そうした材料がシックハウスを引き起こしています。自分が特別な家を望んでいなくても、普通に取り組むだけでは「あたり前の家」は手に入らないのです。本書は前半部分でどうして「あたり前の家」が手に入らないのかという現状を伝え、後半部分ではどうしたら「あたり前の家」をつくることができるのかを、全国の工務店と建材メーカーへのインタビューから現在可能な取り組みを引き出しています。
■目次
・はじめに いまは懺悔の時代
・1章 「あたり前の家」とはなんだろう
・2章 「あたり前の家」をつくるヒント
・3章 研究者が考える「あたり前の家」
・特別インタビュー1 シンケン・迫さん
・特別インタビュー2 建築家・奥村昭雄さん
・特別対談 清水国明さん・高樹沙耶さん
・おわりに 大切なのは建て主の意識です
著者:塩地博、大菅力企画、「あたり前の家」ネットワーク事務局取材
出版社:エクスナレッジ
サイズ:225×210
ページ数:159
発行年:2006.02
