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建材・設備はどこで何から作られているのか

セール価格 2,640円(税込)

「建築知識」連載の書籍化。

食品業界で注目されているトレーサビリティ、いわゆる「生産履歴の追跡・管理」を建築の世界にも応用。設計者が不安に想う、建材・設備原材料、製造工程の安全性を目で見て確認!本書は「サステナブル住宅賞住宅金融公庫総裁賞を受賞した著者の自宅「内田邸」い使用された建築材料の履歴を調べるため、著者自らが日本中を飛び回った履歴調査の全記録です。

■目次

・はじめに

・基礎

 鉄筋 スクラップと電力の結晶/コンクリート 産廃をも原料化する高度な技術

・軸組

 木材(構造材) 森のなかで見えてきた「宿題」

・屋根材

 ガルバリウム鋼板 動き続けるラインの秘密

・断熱材

 グラスウール 生まれ変わるガラスのかけら/インシュレーションボード

 チップと樹皮と米代川の水で

・開口部

 アルミサッシ 国中に蓄積されるエネルギー/木製サッシ 設計者と続く試行錯誤

 ガラス 「せともの」との意外な関係

・内装材

 石膏ボード きれいな青空を守る副産物/ロックウール天井版 完全無欠の「石の天井」

・床材

 畳 太陽の恵みがつくる床材

・設備

 衛生機器 焼きものの街で見た産地の底力

 キッチンセット 世界唯一の素材が秘める実力

 塩ビパイプ 本当に「わるもの」なのか?/換気扇 Made in JAPAN

・その他

 解体廃材 壊された家はどこへ?

著者:内田信平

出版社:エクスナレッジ

サイズ:B5

ページ数:191

発行年:2008.09