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1995年以後 次世代建築家の語る現代の都市と建築

セール価格 2,420円(税込)

1971年以降生まれの若手建築家、研究者ら32組へのインタビュー集。「1995年」を、都市のインフラの構成が変化し、情報化と郊外化が加速する2000年代の一連の変化の起点として位置付けた。そうした時期に建築を学び始めた建築家たちにインタビュー(議論の場を提供)し、これからの都市と建築のあり方を探る。本書は、次世代の建築論の基点となることを宣言する。

■目次

・表紙カバー 植田実 メディアをつくること、残すこと

・藤村龍至 「1995年以後」というコンテクストをとらえるために

・藤本壮介 「生活科学者」をめざして

・平田晃久 泉北ニュータウンから「生命のような建築」を考える

・長坂常 状況を直視して、ぎりぎりまでデザインをしないというアプローチ

・森田一弥 マイノリティー・インターナショナルを目指す

・白井宏昌 オリンピックから都市戦略と建築のあり方を考える

・倉方俊輔 「第3世代」の歴史家として

・満田衛資 工学的思考の本来的可能性を取り戻す

・中山英之 マイクロバスの小ささとリムジンの大きさ

・中村竜治 「飽きない場所」を生むかたち

・吉村靖孝+吉村英孝 自由を得るために・深層をひらく。

・重松象平 スペシフィシティをアイデンティティに変える

・トラフ 日常の気付きを、メッセージに変える

・中村拓志 「おもてなし」のアーキテクチャー

・石上純也 建築そのもののリアリティ

・谷尻誠 伝え続けること

・大野博史 いかにして「ゴール」を目指すか

・TNA 建築の力を証明する

・dot architects 今、ゼロから方法を変える

・松川昌平 世界から秩序が立ち上がる瞬間をつかむために

・北川啓介 インフラに屈せずに、新しい価値を発揮する

・平塚桂 ニュータウン+ネット世代から建築を考える

・田中浩也 「デザイン・エンジニア」を名乗る

・永山祐子 「今、ここにいる」ことを伝える

・藤原徹平 「エンデ的建築家像」をいもって「科学的公共性」をめざす

・勝矢武之 深層から建築家の立場を考える

・柄沢祐輔 「ゼロの風景」へ、「超理論性」を以て介入せよ

・中央アーキ 「新スケープ」から考える

・長谷川豪 「都市と生活の関係」としての建築

・鈴木悠子 設備意匠の可能性

・南後由和 新しい社会学者と建築家の協働のかたちを描く

・ドミニク・チェン 新しいコミュニケーションの力

・大西麻貴+百田有希 マカロニは食べるからすごい

・山崎泰寛 インタビューという方法

著者:藤村龍至、TEAM ROUNDABOUT・

出版社:エクスナレッジ

サイズ:A5

ページ数:396

発行年:2009.02