日本で一番わかりやすい天空率 「天空率ソフト」でラクラク計算!
本書は、天空率の解説ガイドブックと、天空率計算ソフト「SKY-X」がセットになった書籍。前半では天空率の基本的な考え方を解説(建築知識2010年1月号の付録冊子を加筆修正)、後半は付録の天空率計算ソフトウェア「SKY-X」の操作マニュアルを収録。前半のケーススタディで解説したさまざまな条件の敷地を実際の作図例に使用して解説するほか、確認図書の作成方法などもやさしく解説。
■目次
・chapter 1 天空率の基礎をおさらい
天空率の基本と作図法/道路斜線における適合建築物と算定位置
隣地斜線における適合建築物と算定位置
北側斜線における適合建築物と算定位置
道路斜線における高低差/隣地斜線における高低差
北側斜線における高低差/道路斜線勾配・適用距離が異なる場合
・column1 「地盤の定義」と「算定位置による天空率の差異」
前面道路が2以上の場合1 132条1項の適用
前面道路が2以上の場合2 132条2項・3項(道路中心10mの領域)
安全率の考え方1 三斜求積における分割角度
安全率の考え方2 三斜求積における多角近似
安全率の考え方3 小数点以下の表記と0.02%の安全差分の撤廃
・chapter 2 変形敷地と複数地盤面の想定法
行き止まり道路における適合建築物と算定位置
入隅敷地における適合建築物と算定位置(道路斜線)
入隅敷地における適合建築物と算定位置(隣地斜線)
屈曲した隣地境界線の取り扱い
「一の隣地方式」「近似方式」の算定位置の想定法
「一の隣地方式」の想定法
「近似方式」の適合建築物想定法
隅切り道路と鈍角の交差道路における適合建築物と算定位置
・column2 円弧状の算定位置廃止による影響は?
道路幅員が一定でない場合の算定位置
・column3 最大幅員が一定でない道路における132条の適用は?
道路斜線の天空率において敷地内に複数の地盤面がある場合(隣地斜線)
敷地内に3m以上の高低差がある場合(北側斜線)
街区主義と敷地主義 令132条の取り扱い
一の道路の取り扱い
一本で幅員の異なる道路を一の道路とする
・chapter 3 操作解説編 SKY-Xで天空率を計算する
はじめに/基本項目の入力/天空率を計算
・chapter 4 実践編 事例で覚えるSKY-X応用操作
道路天空率/隣地天空率/北側天空率/確認申請図
・付録 索引/天空率関連法令集
■特別付録 DVD-ROM
・JCBA方式完全対応 天空率計算ソフト「SKY-X」プログラム
・シミュレーション用サンプルデータ
・操作解説ムービー
著者:比嘉昇秀
出版社:エクスナレッジ
サイズ:B5
ページ数:150
発行年:2010.11
