神々と出会う中世の都カトマンドウ
1999年に刊行された「ネパール・カトマンドウの都市ガイド」の新装版。
ネパールには、かつての都市文化が見事に今日の生活と共存して残っている。宮脇檀をはじめ、7人の建築家たちがそれぞれ自由な視点で、カトマンドウを浮き彫りにする。
■目次
・序 中世を味わう快楽 宮脇檀
・魅惑のネパールへ カトマンドウ盆地の風土と歴史と人々 杉浦伝宗
・カトマンドウ都市の都市性 パドガオンの二つの広場をテーマに 宮脇檀
・縁側のある都市空間 ダルマシャーラという公共休憩所 中山繁信
・偏在する聖なる建築 無数の神々と人々が交差する寺院と僧院 木下庸子
・重層する住宅 カトマンドウ盆地の伝統的な民家と暮らし 中村好文
・ネパール建築の構造とディテール 伝統建築を支えるインターロッキング・システム 諸角敬
・現代住宅と暮らし 未完の住居と生活スタイル 曽根陽子
・あとがき
・新装版によせて
著者:宮脇檀、中山繁信、栗原宏光
出版社:エクスナレッジ
サイズ:A5変
ページ数:240
発行年:2012.02
