家づくり解剖図鑑
1階と2階のつなぎ方、吹き抜けをどこにつくるか、開口部の大きさはどのぐらいするかなどなど・・、家づくりには間取り図だけでは分からないことがたくさんあります。本書は間取り図とともに3次元イラストをたくさん使い、見るだけで「豊かな暮らしとは何か」が理解できます。20年近く住宅設計に携わってきた著者が自作解剖を兼ねて練り上げた、快適で効率的なのに、なぜかほっとする・・多忙な現代人が幸せになる家づくりのレシピ。
■目次
・1章 快適な暮らしの仕組み
LDKはゆるやかにつなげたい/テレビの居住まいを考える
住まいの一部であるキッチン/半島型キッチンは万能選手
キッチンを自分仕様にアレンジ/LDKを通る子供部屋
屋根裏で想像力育む子供部屋/住まいを丸ごと遊園地に
隠れがに浮遊感をつくる/畳の上で死ねる幸せ/分担して支える階段
中庭とつながる玄関土間/トイレは完結した小宇宙だ
濡れた洗濯物は重い/浴室で楽しむなら在来が正解 ほか
・2章 家全体で考える
敷地と方位のズレを楽しむ/2階LDK お陽さまにカンパイ
1階LDK 地面に住まう贅沢/快適+お得 地下の部屋
階段は間取りを左右する/心もつなぐ吹抜けがほしい ほか
・3章 家の顔のつくり方
ヴォリュームでつくるモダンな家/屋根でつくる和風な家
格子でつくる和風な家/外装材の特性を生かす
少し引いて奥ゆかしい和の玄関 ほか
・4章 片付く家のヒミツ
下駄箱とは呼ばないで 玄関収納/重要なのは食品庫の見える化だ
クローゼットにも通風採光を/壁面収納 大容量をスマートに ほか
・5章 細部のこだわり方
上がり框がつくる住まいの顔/引戸は開いた時に真価を発揮
大きな窓は障子が似合う/奥行きある格調高い床の間
身近な浅くて広い床の間/あえて仕上げない天井の魅力 ほか
著者:大島健二
出版社:エクスナレッジ
サイズ:A5
ページ数:171
発行年:2014.06
