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宮脇檀の住宅デザインの教科書

セール価格 1,980円(税込)

巨匠『宮脇檀』に学ぶ家の仕組み、住まいを考える大切なキーワードから、街並みまで。

■目次

・1章 住まいを考える大切なキーワード

 生活を単純な箱に美しく納める/単純な箱から、多様なかたちをつくる

 抜けのある断面を考える/2つの構造をミックスする

 部屋のつなぎ方、離し方/リビングを宙に浮かす

 回遊できることが快適性の証し/複数のボックスを組み合わせる

 コラム・宮脇檀の住宅を読み解く3つのキーワード

・2章 敷地を生かす

 敷地の特徴をつかむ/伝統と現代をなじませる

 敷地を隅々まで生かしきる/庭の植栽が住まいの質を決める

 広いデッキテラスはリビングの延長空間

 住まいは変化に対応しなければならない/周囲の風景を読む

・3章 住まいのプランニング

 モデュールを徹底すると無駄がなくなる/究極のコンパクトハウスの秘密

 コンパクトハウスは収納も細かく設計する/密集地では生活の中心は2階が良い

 LDKが生活の中心/人間ばかりでなく、光や風も回るプラン

 あいまいな空間が生活を豊かにする/不便さを楽しむゆとり

 雨宿りの空間をプレゼント/広場を中心にした憩いの空間

 色彩に満ちた非日常の空間/テラスは生に変化を与える

 閉じたベランダは光と風を通しつつプライバシーは確保

 自然を生かした建物の計画/クジラのかたちに意味がある

 入れ子構造のワンルーム/「もうびでぃっく」ができるまで

 優れたクライアントが名作をつくる

・4章 居心地良い空間のつくり方

リビング

 リビングは家族が憩い、人を招く場所/リビングのソファは座るだけではない

 南だけでなく着たかも光と風は入る/サンルームはリビングのアシスト空間

 アルコーブのソファはリビングのゆりかご/扇の要の部分が落ち着く場所

 大切なリビングのダイニングとの関係/空中ピットのある心地良いリビング

 ピットは人を集める中心となる/ピットとソファで満たしたリビング

 ソファで埋め尽くしたリビング/リビングには造り付けのソファが不可欠だ

キッチンとダイニング

 キッチン・ダイニング・リビングの心地良い三角関係

 対面式キッチンのさまざまなタイプ/キッチンの動線と使いやすい高さ寸法

 独立タイプのキッチンは主婦の城/使いやすく、明るいダイニングキッチン

 変幻自在のダイニングキッチン/折り戸と引戸で自在に分離・一体化

 コンロ前の小さな壁に意味がある/コンパクトなダイニングキッチン

 コクピットのような狭小キッチン/ダイニングキッチンからリビングへの流れが重要

 食卓を中心にしたワンルームLDK/ダイニングキッチンは寸法が重要

 落ち着けるボックスシートのダイニング/ダイニングとキッチンの立体的な採光

 キッチンの採光と排気を兼ねる/キッチンへの2段階採光

 ダイニングテーブルと調理台の段差の処理

 見晴らしも気晴らしにも良いキッチン/和室とこらぼしたダイニング

ベッドルーム

 狭くてもこもれる書斎がほしいもの/空中ベッドルームの心地良い眠り

 クローゼットと洗面手洗いのあるベッドルーム/狭小ベッドルームもゆとりを忘れず

 クローゼットと書斎のあるこもれるベッドルーム

 ゆったりベッドルームは書斎+クローゼット+水廻り

 老人室と水廻り空間は近くに配置

子供室

 子供室は広さよりも高さで立体的に活用する/兄弟愛を育む違い棚式の2段ベッド

 プレイコーナーは兄弟愛が芽生える共有スペース/並んで勉強ができる2人の子供室

書斎、主婦室

 キッチンと同居した主婦の憩いの空間/中庭+吹抜けに面したゆとりの書斎

 ソファがベッドに変身する独立書斎

バス、トイレ

 開放感を味わうリビングバス/ミニバスコートは光と風の通り道

 露天風呂感覚のバスルーム

エントランス

 エントランスは適度に透かしながら遮る/ピクチュアウィンドウは招き絵

 訪れる人も迎える人も美しく見えるエントランス

・5章 内部の設え

 たくさんの建具が必要なワケ/今日小住宅や密集地には出窓が似合う

 建具は木製に限る/障子は和室だけのものではない

・6章 街並みを考える

 住宅地にはコモンスペースが不可欠/カーポートはコミュニケーションの場

 カーポートは車がない時にも価値をもつ/自動車は美しく駐車できなくてはならない

著者:中山繁信

出版社:エクスナレッジ

サイズ:A5

ページ数:310

発行年:2014.10