
PRC構造設計マニュアル
PRC(プレストレト鉄筋コンクリート)造とは、鉄筋コンクリート造に、プレストレスを導入して耐久性を高めた構造です。しかしながら、PRC造の構造計算は煩雑なため、設計者はやむを得ず、他の工法もしくはPRC簡略式を用いて設計しているのが実態です。PRC構造の構造計算を解説している本も、ほとんど世の中に出回っていません。
本書では、「一体式PRC構造」に加え、他の解説書ではほとんど見られない「合成PRC構造」の詳細な計算方法を徹底解説。とりわけ、複雑な計算式についてはExcelのプログラムとしてWeb (NPO法人PC建築技術支援センター)で公開。より精度の高いPRC構造の構造設計手法を習得することが可能です。
■目次
・プロローグ コンクリート系構造は進化・連続化する
・1章 PRC構造とは
・2章 場所打ちPRC部材の設計
・3章 PCaPRC合成部材の設計
・4章 高強度鉄筋緊張PRC部材の設計
・資料
著者:竹田清二、鈴木計夫
出版社:エクスナレッジ
サイズ:B5
ページ数:160
発行年:2023.07