
建築を整える。
建築と設備。それらは別物として存在、認識されながらも、その縁は決して切れることはない。しかし、設備は建築にとって厄介な存在。建築の見え方に大きく影響してしまう。対して設計者は、建築と設備の縁をどう結ぶか、日々問いを立て、その答えを建築表現にまとめる。その行為を『整える』という。
本書では『整える』という概念のもと、建築(住む・働く・商う・泊る)と設備の縁について第一線で活躍する設計者の考え方を提示。[建築視点]から誕生した電気設備のブランド「Archi Design」の世界観と可能性も深く掘り下げる。建築と設備が歩むべき[道しるべ]になるだろう。
■目次
・建築を整える
【住む】
関本竜太/リオタデザイン drop
伊藤博之/伊藤博之建築設計事務所 天神町place
【働く】
川島範久/川島範久建築設計事務所 REVZO虎ノ門
吉田裕美佳/FLOOAT 三井物産都市開発 本社オフィス
【商う】
永山祐子/永山祐子建築設計 ソラトカゼト 西新井
成瀬友梨+猪熊純/成瀬・猪熊建築設計事務所 meet tree GINZA
【泊る】
小嶋伸也+小嶋綾香/小大建築設計事務所 Hotel Rakuragu
佐々木達郎/佐々木達郎建築設計事務所 Kikka Hirado
・Archi Designで整える。
建築と設備の調和とは
Archi Designとは何か
Archi Designで整う建築の未来
事例から学ぶ
座談会 中西ヒロツグ×寶神尚史×杉山雄治
・群として整う。
home、office、apartment、clinic、hotel、cafe
設計者からのメッセージ
著者:パナソニック
出版社:エクスナレッジ
サイズ:B5
ページ数:160
発行年:2025.03