
ゲリラガーデニング 境界なき庭づくりのためのハンドブック
勝手耕作完全マニュアル、待望の邦訳!
世界にはいろんなことをしている人たちがいます。本書に登場する人たちが耕しているのは自分の庭ではありません。見つからないようにこっそりと、空き地、手入れのされていない花壇、道路の中央分離帯、行政区分のあいまいな土地、いつの間にかゴミ捨て場と化しているスポット、そんな土地を「庭へと変えてしまう」、これがゲリラガーデニングです。
その土地の成り立ちを調べ、見つからないように細心の注意を払い、無断で、創造的に、まるで魔法のように、ふさわしい植物で飾るちょっと物騒でアナーキーな庭づくり。
著者・レイノルズ氏の試みと世界中の実例を紹介しながら、伐られていく世界の中で「植えていく」ことに突き進む。読んだらやってみたくなることまちがいなしの一冊です。
土を掘る、種をまく、水をやり植物を育てる。
こうし た 人間として の 当然の営みは、 土地を所有せずとも実現可能なのです。
著者:リチャード・レイノルズ、甘糟智子、東京大学だめライフ愛好会寄稿
出版社:現代書館
サイズ:四六
ページ数:224
発行年:2024.10