物語としてのアパート
文学(詩や小説)、映画、漫画などに登場するアパート、マンション、郊外の団地を手がかりに、日本の近代における「都市居住」に重要な役割を果たしてきた「アパート」像に迫る。明治末期の日本に初めて登場した民間のアパートから昭和初期のモダンアパート、木造長屋風アパート、戦後の高級アパート、公団アパート、木賃アパート、マンション、ワンルーム、ルームシェアに至るまでの有名無名の建築群を重層するひとつの系譜として捉え、「アパート」という言葉と現実がどのように社会に受容され大衆化し、そして消費されていったかを明らかにする画期的な論攷。
■目次
・第1章 乃木坂倶楽部の在り処
・第2章 菜の花畑で眠っているのは
・第3章 いとこちたくいかめしき
・第4章 この巨大なパイプオルガンのうめきは
・第5章 みんなが大きな夢を描いて
・第6章 何より面映ゆさのようなものが
・第7章 逃げる手だてを見つけださなければ
著者:近藤祐
出版社:彩流社
サイズ:四六
ページ数:319
発行年:2008.12
