アメリカの家庭と住宅の文化史
女性たちがつくる「理想の家庭」の系譜。
システム・キッチンの原型を作ったキャサリン・ビーチャーから、現代のカリスマ、マーサ・スチュアートまで、有名無名の「家事アドバイザー」の提案に呼応してアメリカの「家庭」は形づくられてきた。本書では、1850年~1950年までの「家事アドバイス本」の系譜を辿り、アメリカの家庭と住宅を「文化史」の視点から再考する。
■目次
・第1章 家庭に入る 質素で正直な家庭づくり
・第2章 家事専門家の登場 家庭の科学
・第3章 アメリカ化、モデル住宅、レースのカーテン
・第4章 モダニズム 「ガラクタ無用!」は新しいインテリアの産声
・第5章 色彩の暴走 人格、色、子ども
・第6章 我が北アメリカの先住民 過去のロマンス化
・第7章 家族の一体感とオープンスペースプラン
モダンアメリカの夫と父親の発見
著者:サラ・A・レヴィット、岩野雅子、永田喬、エイミー・D・ウィルソン
出版社:彩流社
サイズ:四六
ページ数:315
発行年:2014.03
