清渓川復元 ソウル市民葛藤の物語 いかにしてこの事業が成功したのか
2003年に着工された清渓川復元事業は、単に河川を復元するものではなく、ソウルを環境にやさしく、人間中心的な都市空間として再編成することを意味するのと同時に、都心部に対する総合的管理及び均衡発展を成し遂げようとするソウル市の重点事業であった。本書は、この事業がいかにして成功したのか、という国内外の関心を実証的に体系化したものである。
■目次
はじめに
序文 幸福な大韓民国を夢見て
第1部 公共政策事業の葛藤理論
・公共政策事業と葛藤の平行線で
第2部 清渓川復元事業の公共葛藤管理戦略
・新たな環境都市を夢見て生まれ変わる
・市民が賛同して引っ張った 社会的名分と正当性
・パラダイムシフトの原動力、リーダーシップ
・環境都市へ導いた流れ「交渉」
・清渓川復元事業の成果
第3部 公共政策遂行のための葛藤管理論
・公共葛藤管理の新たなパラダイム
エピローグ
著者:黄祺淵他
出版社:相模書房
サイズ:A5
ページ数:377
発行年:2006.01
