建築について
わが国建築界における近代化とは何かを、明治期を軸にはじめて論究した建築論集。
■目次
・近代化と建築家について
近代化とその心理構造
二重構造の近代化と住居
接触と回帰
持続と喚起 吉田鉄郎を通じて
工匠の末裔 谷口吉郎を通じて
建築教育と建築家像
建築運動の系譜
住文化と近代化
住居、家、家庭、ホームの流れのなかで
断層を埋める住居
・現代建築について
1964年の状況 転回の建築
1965年の状況 伝承の建築
シカゴ・スクール 真実を回復する者
アメリカ建築の一筋の流れ
モダニズムを超えて
・作品について
理論と現実の間 東京都児童会館について
装飾と表現の間 京都国際会議場について
現代の怪魚 東京カテドラルについて
触発と行為 立正大学熊谷キャンパスについて
工匠の建築 呉羽の舎について
終末の水際で 原爆堂について
・転形と回復の建築について
建築の復権について
理念の喪失について
建築における人間回復について
逆説と経験 ヴェンチューリの建築世界について
「意味された」世界について ルーテル神学大学を通じて
掛け合い空間の認識と復活を
公性と私性あるいは構想力と想像力の狭間で
・あとがき
著者:小能林宏城
出版社:相模書房
サイズ:A5
ページ数:400
発行年:1972.11
