ハニカムチューブの建築 HONEYCOMB TUBE ARCHITECTURE
ハニカム状の構造フレームを組み上げてチューブ状の架構を形成した建築、「ハニカムチューブ・アーキテクチャー」。本書は、六角形ハニカム構造フレームを中心に、その歴史から新構造システムによる高層建築、その着想から実現化への道のりを詳細に記録したドキュメント!様々なモデルのCG図、詳細図などを多数収録。
■目次
・序文 ハニカムチューブをめぐって 芹沢高志
・01 ハニカムチューブの開く世界
論文 ハニカム・チューブ・アーキテクチャーの空間へ-自己組織化する自然と交通する空間について 鴨ツトム/エッセイ みちびき みちびくもの 名和研二/論文 ハニカムと建築のデザイン 戸室太一
・02 ハニカム・チューブ・モデルの可能性
CGによるコンセプトデザイン・スキーム/模型によるベーシックデザイン・スキーム
・03 ハニカムチューブ・アーキテクチャーのメカニズム
座談会 ハニカムチューブの構造性能を検証する 安達洋×清家剛×宮崎光生×渡辺邦夫(司会)/図説 ハニカムチューブの構造解析 渡辺邦夫
・04 プロジェクト HTA-1の実現に向けて
プロジェクト・モデル/プロジェクト・ドローイング/モデル・スタディとダイアグラム/外装システムの検討/構造システムの検討/外壁の遮音性能と結露試験の検討/設備システムの検討/長期サポートシステムの検討
・05 都市居住空間への展開
都市景観のイメージ/生活空間のイメージ
・06 ハニカムチューブ・アーキテクチャーへの期待
論文 戸建て住宅世界と集合住宅世界の境界を取り除くことの意味 松村秀一/エッセイ 部品化居住都市論へのスケッチ 大野勝彦
・あとがき 竹嶋一郎
・プロフィル
・クレジット
著者:HTA研究会
出版社:新建築社
サイズ:280×230
ページ数:143
発行年:2006.12
