
ニュータウンの社会史
高度経済成長期、「理想」や「夢」と結び付いて人びとの「憧れ」とともに注目を集めたニュータウン。50年を経て、現在は少子・高齢化や施設の老朽化の波が押し寄せている。日本最大規模の多摩ニュータウンを中心にその軌跡をたどり、地域社会の変貌を描き出す。
■目次
・第1章 病理と郊外-社会の「鏡」としてのニュータウン
・第2章 開発と葛藤-多摩ニュータウンの成立と地域社会
・第3章 実験と抵抗-多摩ニュータウンという「実験都市」
・第4章 移動と定住-ニュータウンの住環境
・第5章 断絶と継承-歴史をつなぐ語りの実践
著者:金子淳
出版社:青弓社
サイズ:四六
ページ数:254
発行年:2017.11