
団地へのまなざし ローカル・ネットワークの構築に向けて
戦後、高度経済成長の歩みとともにあった「団地」は、時代の象徴的存在のひとつであった。団地は私たちの社会の歩みの記録であり、現在の問題を映し出す鏡であり、未来を見通す羅針盤でもある。団地をめぐるいままでの言説や映画、社会学論考から、現在抱えている問題など団地のいまがよくわかる一冊。
■目次
序章 団地への視角
第1章 団地へのまなざし 描かれた羨望、忌避、偏愛
第2章 ローカルな記憶の記録
第3章 団地のローカル・ネットワーク
第4章 松原団地の相互扶助的な関係
終章 団地をめぐる現代の問題 ネットワークから考える
著者:岡村圭子
出版社:新泉社
サイズ:A5
ページ数:291
発行年:2020.01