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デジタル記号論 「視覚に従属する触覚」がひきよせるリアリティ

セール価格 3,080円(税込)

私たちは一日にどれくらいポータブル端末に触れているだろう。そこでは視覚以上に触覚が重要な役割を果たしている。いまや全く新しい感性が生まれていると言ってもいい。気鋭のメディア・記号学者が、デジタル化時代のこのリアリティを鮮やかに描出。

■目次

序章 デジタル時代の技術化されたイマジネーション

第1章 バックミラーのなかのメディア文化

第2章 メディアテクノロジーが陶冶する想像力の現在

第3章 メディアの媒介性と、その透明性を考える

第4章 私たちはどのように写真をまなざすのか

第II部 視覚と触覚の現代的な関係性を考える

第5章 タッチパネル考 画面との接触が求められる現代

第6章 「接続される私」と「表象される私」

第7章 スポーツゲームの組成

第III部 空間と身体の現代的な関係性を考える

第8章 ポケモンGOでゲーム化する世界

第9章 拡大される細部

第10章 テクノロジーによる「行為」のシミュレーション

終章

著者:松本健太郎

出版社:新曜社

サイズ:A5

ページ数:276

発行年:2019.02