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シンガポール「多人種主義」の社会学ー団地社会のエスニシティ

セール価格 4,180円(税込)

人種暴動や民族紛争ではなく、平和裡に営まれる団地の日常生活に密着。そこで暮らす人々の視点から、多人種主義と総団地化社会、標準化と差異化のせめぎ合いを精緻に描き出し、グローバル化のもたらす原理的相克について考察を進める。

■目次

・序章

・第1章 エスニシティ論の系譜

・第2章 シンガポール社会の特質

・第3章 多人種主義におけるアイデンティティの三層

・第4章 団地研究における人種の顕在化と潜在化

・第5章 総団地化社会実現後のシンガポール

・第6章 分譲団地取り壊しプログラムのもつ意味

・第7章 都心部団地における近隣関係の展開と団地再開発

    ーブキホスイ団地の事例から

・第8章 郊外型団地における多人種関係の展開と団地再開発

    ータマンジュロン団地の事例から

・終章

著者:鍋倉聰

出版社:世界思想社

サイズ:A5

ページ数:312

発行年:2011.03