スカイライン 舞台としての都市
スカイライン-摩天楼の稜線が空を背景として描く線-の出現とともに都市の輪郭は全方位で展開され、あらゆるものが都市という<舞台>で表象される。西欧の思想が都市に向けてきた眼差し=イマージュは、そこに自らの主体を映し出すナルキッソスの眼差しでもあった。迷宮、美術館、グラフィック・デザイン、映画、象徴的アメリカ、そして無意識。歴史の舞台から夢の舞台までを読み解くスリリングな都市・表象文化論。
著者:ユベール・ダミッシュ、松岡新一郎
出版社:青土社
サイズ:195×135
ページ数:294
発行年:1998.12
