浅草十二階 塔の眺めと「近代」のまなざし 増補新版
見上げること、見下ろすこと。
関東大震災で失われた浅草凌雲閣、通称「十二階」。眼下に吉原を望み、日本初のエレベーター、百美人、戦争絵を擁し、絵や写真となり、見世物小屋、広告塔としても機能したこの塔の眺めが、啄木や花袋らのまなざしをとらえ、「近代」の欲望を体現する。
新たにコラム「飛行機は空の黒子(ほくろ)」「魔法使いの建てた塔」を増補。
著者:細馬宏通
出版社:青土社
サイズ:四六
ページ数:326
発行年:2011.09
見上げること、見下ろすこと。
関東大震災で失われた浅草凌雲閣、通称「十二階」。眼下に吉原を望み、日本初のエレベーター、百美人、戦争絵を擁し、絵や写真となり、見世物小屋、広告塔としても機能したこの塔の眺めが、啄木や花袋らのまなざしをとらえ、「近代」の欲望を体現する。
新たにコラム「飛行機は空の黒子(ほくろ)」「魔法使いの建てた塔」を増補。
著者:細馬宏通
出版社:青土社
サイズ:四六
ページ数:326
発行年:2011.09