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浅草十二階 塔の眺めと「近代」のまなざし 増補新版

セール価格 2,640円(税込)

見上げること、見下ろすこと。

関東大震災で失われた浅草凌雲閣、通称「十二階」。眼下に吉原を望み、日本初のエレベーター、百美人、戦争絵を擁し、絵や写真となり、見世物小屋、広告塔としても機能したこの塔の眺めが、啄木や花袋らのまなざしをとらえ、「近代」の欲望を体現する。

新たにコラム「飛行機は空の黒子(ほくろ)」「魔法使いの建てた塔」を増補。

著者:細馬宏通

出版社:青土社

サイズ:四六

ページ数:326

発行年:2011.09