「らしい」建築批判
なぜ東京オリンピックのために、ザハ・ハディドの手による新国立競技場が必要なのか。加熱する資本主義システムに加担する「ブランド」建築家たちの論理を厳密に検証。何物も国家と資本の論理から逃れられない絶望の只中で、未来の建築をいかに構想することができるのか。
■目次
・新国立競技場計画設計競技
・ザハ・ハディド案
・ブランドとしての建築家
・革命の終焉
・「社会性」からの撤退
・ポスト・モダニズムからネオ・モダニズムへ
・建築は芸術か?
・誰のための建築か?
・東日本大震災
著者:飯島洋一
出版社:青土社
サイズ:四六
ページ数:340
発行年:2014.08
