アジア「窓」紀行 上海からエルサレムまで
風土や文化に適応し、その土地の個性を最も色濃く反映する「窓」。そんな地域性と普遍性が同居する窓を観察してアジアじゅうを横断した、情趣あふれる旅行記。
■目次
・窓から生える鉄の棒 「上海」
・「景区」外の家 「鳥鎮」
・地下の都合 「張村」
・浮いた屋根 「トルファン」
・天窓の部屋 「タシュクルガン」
・赤いスリバチ 「ラルンガル・ゴンパ」
・ズボンを履いた家 「カンゼ・タウ」
・洪水と床 「シェムリアップ」
・張り出しの村 「キウナル地方」
・かくれた穴 「キッバル」
・家を置く 「東ギーラーン」
・都市はバザール 「タブリーズ」
・砂漠で呼吸する 「ヤズド」
・ずれる窓 「マースーレ」
・宗教と街 「エスファハン」
・地球のお腹の中 「ペトラ」
・アーチに向かう 「カイロ」
・聖地の生活 「エルサレム」
著者:田熊隆樹
出版社:草思社
サイズ:四六
ページ数:336
発行年:2022.12