なぜ建築家は無茶をするのか
腐敗する木のルーバー、雨漏りする自邸、6坪の狭すぎる敷地……
しばしば批判にさらされる、著名な建築家が手掛けるいっけん極端に見える建築は、ただ無茶なデザインをしたいだけなのか、そうまでして成し遂げたい別の意図があるのか。建築家という生き物の性を、歯に衣着せぬ口調でリアルに浮かび上がらせる、批評的建築エッセイ!
<紹介する建築家>
隈研吾 負ける建築を標榜していたら、ほんとに負けた?
安藤忠雄 夏は暑く冬寒い、便所は外を通って行く家でも学会賞をとった住宅
ザハ・ハディド 国際コンペで磯崎新が強引に通したのに、途中で中止になった計画
ヨーン・ウツソン 無名で未経験の建築家が一等に当選した国際コンペ
清家清 間仕切りが全然無い家、子供たちは何処で寝て何処で勉強したの?
東孝光 6坪の土地でもいいから都心に住みたいという建築家の根性
菊竹清訓 子供ができたら床下にカプセルをぶら下げた「スカイハウス」
吉阪隆正 吉阪のすべてがストレートに出た自邸
著者:吉田研介
出版社:草思社
サイズ:四六
ページ数:176
発行年:2026.03
