象徴の貧国 1 ハイパーインダストリアル時代
未来を生み出す時間が脅かされている。今、「文明国」に果てしなく蔓延する「象徴の貧困」。それはすべての人々にとって逃れることのできない問題である。真に「個」となるための象徴的活動を探求する。
■目次
・日本の読者への序文
・凡例
・まえがき
・第1章 象徴の貧困、情動のコントロール、そしてそれらがもたらす恥の感情について
・第2章 あたかも「われわれ」が欠けているかのように あるいは、武器をアラン・レネの「みんなその歌を知っている」からいかに求めるか
・第3章 蟻塚の寓話 ハイパーインダストリアル時代における個体化
・第4章 ティレシアスと時間の戦争 ベルトラン・ボネロの映画をめぐって
・あとがき
・原註
・訳者あとがき
・事項索引/人名索引
著者:ベルナール・スティグレール、ガブリエル・メランベルジェ+メランメルジェ眞紀
出版社:新評論
サイズ:四六
ページ数:254
発行年:2006.04
