
一建築家の信條
コンディション:函ヤケシミあり
1931年帝室博物館コンペから、74年東京海上火災ビルの「美観論争」まで、建築家前川國男のたたかいとは何であったか。前川自らが半世紀にわたる仕事の意味を率直に語る対話ほか、日本の近代建築の命運をたどる。
■目次
・生きた建築をもとめて
序章 ポッシェということ/第一章 出発まで/第二章 独立前後 1930-45/第三章 戦後第一期 1945-50/第四章 戦後第二期 1950-60/第五章 戦後第三期 1960-75/終章 ル・コルビュジェの言い遺したこと
・前川國男文集
負ければ賊軍/主張/建築の前夜/一羽の燕/緑の都市へ/日本新建築の課題/白書/一枚のレコード/文明と建築/ル・コルビュジェ追悼/もう黙っていられない/「泥足」の達人/中絶の建築/巴里の「エンチアン」
・前川國男年譜
・建築家前川國男の仕事 宮内嘉久
・あとがき
著者:前川國男、宮内嘉久
出版社:晶文社
サイズ:四六
ページ数:384
発行年:1981.12