
20世紀をつくった日用品 ゼム・クリップからプレハブまで
コンタクト・レンズの発案者は、レオナルド・ダ・ヴィンチ。自動販売機の発祥は、紀元前のエジプト。システム・キッチンは「アンクル・トムの小屋」のストゥ夫人が考えた。さまざまなモノには、それぞれの物語がある。だが、共通しているのは、今世紀に入って爆発的に普及したということ。大量生産、使い捨て、衛生観念、時間の短縮、モータリゼーション、プライバシー、情報伝達‥‥。20世紀文化の特徴は、日用品から見えてくる。モノが生まれて社会が変るのか?社会の変化がモノを生むのか?今ではあまりにも身近なモノたちの起源をたどり、20世紀という時代とデザインを考える、日用品大全。
著者:柏木博
出版社:晶文社
サイズ:A5
ページ数:230
発行年:1998.11