東京レスタウロ 歴史を活かす建築再生
建築・まちづくりの専門家で、イタリア世界遺産も手がけた修復家が、「古さと新しさが共存する」東京のお洒落なレトロスポット50箇所を紹介。オールカラーで贈るまったく新しい東京ガイド。
「レスタウロ」とはイタリア語で「修復」。都市・建築・美術の分野で、「歴史的な価値を損なわずに再生する」行為を意味します。東京には、レスタウロで蘇った建築空間の事例は多数あります。
明治・大正の洋風建築、駅舎、アール・デコの美術館、洋館レストラン、古民家カフェ、廃校活用のギャラリーやホテル、団地や木賃アパートの再生、名門大学のキャンパス、ヴィンテージマンション、運河沿いの倉庫、街並み保存、レトロ商店街、路地や横丁・・・・・・。いずれも、「新旧対比」が不思議な魅力を醸し出す、癒しのスポットです。
本書では、数ある東京の「レスタウロ物件」の中から50を厳選し、カラー写真とともに紹介していきます。
■目次
はじめにレスタウロとは何か?
第1章:大胆にコンバージョン
第2章:身近な建物を蘇らせる
第3章:和の伝統を守り・活かす
第4章:歴史的意匠を継承する
第5章:テクノロジーで美を支える
著者:民岡順朗
出版社:ソフトバンククリエイティブ
サイズ:新書
ページ数:247
発行年:2012.06
