匠たちの名旅館
戦後日本を代表する「名旅館」を作り出した三人の建築家たちの足跡と、その宿を守り抜いてきた、関係者たちの苦闘を達意の文章と叙情的な写真で語りつくす本格ノンフィクション!
■目次
・平田雅哉の宿
一、大棟梁の面影 南紀白浜・万亭
二、茶室大工から数寄屋建築家へ 大工一代
三、面白みのある建築 熱海・大観荘
四、稀有なひと 芦原温泉・つるや
・吉村順三の宿
一、名建築の名宿 京都・俵屋
二、京に残るふたつの宿 天橋立・文珠荘新館
三、宿に生きるこころ 嬉野温泉・大正屋
・村野藤吾の宿
一、ホテル建築家としての素養
二、師の教え
三、昭和を代表する数寄屋建築 京都・佳水園
四、美しき屋根の感触 伊豆・三養荘
五、建築家のこころを守る宿 奈良・信貴山成福院客殿
旅のはじまり(浦辺鎮太郎)
著者:稲葉なおと
出版社:集英社インターナショナル
サイズ:四六
ページ数:368
発行年:2013.08
