ジョルジュ・バタイユの反建築 コンコルド広場占拠
バタイユの第一作「ランスのノートル=ダム大聖堂」。建築をめぐるこのテクストを永遠に抹殺し続ける事、それこそがバタイユにとっての「書く」という事だった-。ベルナール・チュミになど「脱構築主義」の建築家たちにも絶大な影響を与えた反建築論。バタイユ研究の必携書。
■目次
・ヘーゲル的構築物
「単純な始まり」「ヘーゲル的構築物」
「バベルの塔」「象徴」
・建築の隠喩
「ランスのノートル=ダム大聖堂(一)」
「ランスのノートル=ダム大聖堂(二)」
「バタイユについて」
「建築の隠喩」
「神学大全」
「[建築]という項目」
・迷宮、ピラミッドそして迷宮
「迷宮とピラミッド」
・帝王切開
「未完了」「肉屋」「松果体の眼」
著者:ドゥニ・オリエ、岩野卓司、福島勲、丸山真幸ほか
出版社:水声社
サイズ:A5
ページ数:378
発行年:2015.09
